1、Gensparkの主な特徴
Gensparkは、AIに与える「プロンプト(指示文)」を自動で生成・改善するツールです。
ブログ記事の構成、キャッチコピーの提案、ブレインストーミングなどで役立ち、
他のAIツールの出力精度を高める補助役として活用されています。
スーパーエージェント機能により、
旅行の予約や電話代行、動画作成などの作業をAIが自動で行えるようになりました。
スーパーエージェント機能は、
出力の速さや信頼性の高さ、出力の柔軟性に優れています。
2、Gensparkの料金プラン
Genspark「スーパーエージェント」機能の料金プラン

スーパーエージェント機能は無料プランでも利用することが可能です。
ただし、生成に必要なクレジットが不足すると機能が使えない場合があります。
Gensparkは生成されたコンテンツを商用利用することができますが、
プランによって条件が異なります。
以下の表は、Gensparkの料金体系やクレジットの数についてまとめています。
※2025年7月9日時点
※1ドル147円計算
プラン名 | 月額料金(税込) | クレジット数 |
---|---|---|
無料プラン | 無料 | 200クレジット/日 |
Plusプラン | 24.99ドル(約3,600円:月契約) 19.99ドル(約2,900円:年契約) |
10,000クレジット/月 |
Proプラン | 249.99ドル(約36,700円:月契約) 199.99ドル(約29,400円:年契約) |
125,000クレジット/月 |
動画生成といったクレジット消費が大きい機能を
しっかり使いたい方は、有料プランへの加入をおすすめします。
3、商用利用について
Gensparkのスーパーエージェント機能で生成したコンテンツは、
条件を満たせば商用利用が可能です。
無料ユーザーであっても、ウォーターマークが表示されている状態であれば
商用利用が認められており、利用のハードルは高くありません。
一方、有料プランでは、ウォーターマークを除いた状態での
商用利用が可能になるため、ブランディングや見た目に
こだわりたい場面に適しています。
たとえば、SNS用の動画や営業資料などにGensparkの出力を使いたい場合、
無料プランであればウォーターマーク付きでの使用、
有料プランでは完全にクリーンな形での利用
というように、用途に応じた選択ができます。
なお、Gensparkで生成された画像と動画の商用利用の
有効期限は、2025年末までとされています。
4、アカウント作成と基本設定
1、まずは下記よりGensparkの公式サイトにアクセスしましょう。

2、初めてGensparkを使う方は、
右下の「サインアップ」を選択してアカウントを作成してください。

3、Gensparkのアカウントは、Microsoftアカウントや
Googleアカウント、メールアドレスのいずれかで登録可能です。

4、ログイン後、画面左下に自分のアカウント名が表示されていれば、
アカウント作成は完了です。

5、プロンプトを入力して画像を生成
ログインした状態で下記にアクセスし、
https://www.genspark.ai/agents
「イメージスタジオ」をクリックします。

「画像生成」から進めていきます。
※もしくはトップ画面の「AI画像」をクリックでもOK
プロンプト(指示文)を入力してみる
プロンプトを入れると、自動プロンプトが生成される。
画像部分で「Mixture-of-Agents」と、「自動プロンプト」にチェックを入れておこう。
※好きなAIを選択してもOK
「生成」ボタンをクリック
Mixture-of-Agentsが複数のAIモデルを同時に動かし、
それぞれの画像を数秒~十数秒で表示してくれる。
画面に複数枚の画像が出てくるので、気に入ったものをチェックしてみよう。


複数AIモデルによる画像が一気に生成
「生成」ボタンを押すと、genspark.aiの裏側で複数の画像生成AIが動きます。
1回のプロンプトで、4パターン前後の画像が並んで表示される!


気に入った画像があれば詳細を表示し、再調整(リミックス)
生成された画像の中で「これいいな」と思ったものがあればクリックし、
「リミックス」を選択すれば
「もう少し背景を明るくしたい」「猫の大きさを強調したい」など、
新たな指示を加えて再生成できます。
もし「全然違う!」となれば、
プロンプトを変えて再度生成し直しましょう。
AIを使うコツは、何度かトライ&エラーを繰り返しながら
自分好みのスタイルを見つけることです。
画像を保存・ダウンロード
納得のいく仕上がりになったら、
「保存」ボタンや「ダウンロード」ボタンで画像を取得します。
商用利用も視野に入れている場合は、
genspark.aiの利用規約を事前に確認してくださいね。
ブログやSNS、プレゼン資料などに活用してみましょう。
プロンプト(指示文)の書き方を工夫する
- 具体的な形容詞やスタイルを入れる
例:「ファンタジー風」「水彩画風」「リアルな写真風」「細部までこだわった背景」など。
できるだけ具体的な単語を加えると、AIがイメージしやすいです。 - 不要なものは「含めないでほしい」と書く
例:「背景には人を入れないで」「文字は含めない」など。
余計な要素を排除すると、ごちゃごちゃしにくくなります。
6、画像の編集機能について
GenSparkは画像生成が中心でしたが、
本格的な画像編集ツールが搭載されています!
検索エンジン内で直接AIを活用した編集ができるため、
特別なソフトウェアを使わずに簡単に加工できます。
背景リムーバー
- 画像をアップロードすると、ワンタップで背景を削除できます。
- 例:商品写真の背景を透明にし、マーケティング素材として活用できます!

↓

マジック消しゴム
なにを消したか分かりましたか?
信号を消してみました。
写真内の不要なオブジェクトを指定すると、
AIが周囲と馴染むように補完しながら削除します。

↓

マジック再描画
スーツに着替えさせることもできます。
指定した部分をAIが新たに描き直し、
解像度を向上させたりデザインを変更したりできます。

↓

画像のぼかし解除
ぼやけた画像をAIが解析し、細部を補完して鮮明化します。

↓

イメージ拡張
画像の端をAIが自動補完して拡張できます。

↓

今回のアップデートにより、
GenSpark イメージスタジオは検索エンジンとAIクリエイティブツールを融合させた、
新しいスタイルのツールへと進化しました。